最近よく目にするようになった野菜「スナップえんどう」、見た目はグリンピースに似ていますが、さやと実(豆)の両方を食べられることからサヤエンドウの仲間として扱われています。
健康効果もサヤエンドウとほぼ同じでファイトケミカルではカロテンを多く含み、ビタミンCも豊富なので抗酸化力の相乗効果が期待できます。
豆部分には必須アミノ酸のリジンが含まれブドウ糖の代謝を良くしカルシウムの吸収促進に役立ちます。
全体を食べられることから緑黄色野菜と豆の栄養成分の良い所を両方摂れるという点で優れた野菜で、自然食でいうところの1つの野菜全体を食べるという意味で全体食にもなっています。
またエンドウ類は糖尿病予防効果と共に肥満予防効果があるとされ、例えば虫が豆を食べてもある一定の量を超えると嫌になって食べなくなるそうで、人もこれと同じような働きがあると考えられます。
特にスナップえんどうは食べごたえのあるふっくらとした形状にシャキシャキとした歯ごたえ、甘味もあることからダイエットに向いていると言われています。
グリンピースに比べてカロリーも半分なので気にせず食べられますね。
食物繊維やカリウムも豊富で腸内の有害物質を体外に出したり余分なナトリウムを排出したりとデトックスにも効果的!糖質の代謝に必要なビタミンB1も含まれています。
油やたんぱく質と一緒に摂ることによりカロテンの吸収力が高まり栄養バランスも整えられるので上手く組み合わせて料理に役立てたいですね。
祖父の代から始めた食養を幼少期に体験し、食と健康について少しずつ学んできました。
子供の頃は玄米中心で育ちましたが、実は甘い物や果物が大好き!
現在は色々な捉え方や考え方を幅広く取り入れ、自分なりにアレンジし、あまり堅苦しくならず誰もが実生活で簡単に取り入れられる、ゆるいマクロビを中心に少しずつ実践しています。
お砂糖や動物性の脂などはできるだけ使用せず、
しかし食べることの楽しみは忘れず、簡単に、優しく、美味しく、
体に良いバランスのとれた料理を目指しています。