昨年大ブームになった塩麹ですが、今年は甘麹というのも流行っているようです。
甘麹とは米とこうじ菌を発酵させて作る甘酒のことで、含まれる乳酸菌により整腸作用があり栄養効果も高いことから飲む点滴とも呼ばれています。
麹のような発酵食品は野菜と組み合わせることにより更に健康効果が期待できるので上手に組み合わせてみたいものです。
種を植えて二十日程度で食べられるようになることから二十日大根とも呼ばれるラディッシュ、プランターで簡単に栽培できることから家庭菜園に人気があります。
小さいカブの様な形をしたものが多いですが種類は大根の仲間で、ジアスターゼなど消化酵素による健康効果も同じ働きがあります。大根と少し違うのは紅色のラディッシュ、ポリフェノールの1つアントシアンと呼ばれるフィトケミカルを含んでいます。赤ワインや茄子に含有される色素成分と同じもので抗酸化作用や抗がん作用があります。老化予防の他に悪玉コレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化の予防にも有効と考えられています。
血栓の発生を防ぐ辛味成分のイオウ化合物も含まれていることから循環器系に良い野菜ともいえます。
できるだけ赤いものを食べるようにした方が健康効果は高そうですね。
塩麹などと一緒に摂ることにより腸内の善玉菌を増やし整腸作用の相加効果も期待できます。
祖父の代から始めた食養を幼少期に体験し、食と健康について少しずつ学んできました。
子供の頃は玄米中心で育ちましたが、実は甘い物や果物が大好き!
現在は色々な捉え方や考え方を幅広く取り入れ、自分なりにアレンジし、あまり堅苦しくならず誰もが実生活で簡単に取り入れられる、ゆるいマクロビを中心に少しずつ実践しています。
お砂糖や動物性の脂などはできるだけ使用せず、
しかし食べることの楽しみは忘れず、簡単に、優しく、美味しく、
体に良いバランスのとれた料理を目指しています。