白菜の旬は晩秋の11月下旬から2月の冬の時期にかけてですが、霜にあたると繊維が柔らかくなり甘さも増すので今の時期がおすすめ!
90%以上が水分ですが少量ながら含まれる成分の健康効果は大きく、特にアブラナ科の野菜に入っているグルコブラシンは発癌物質から細胞を守る働きがあり、がん細胞を死滅させ体外へ排出してくれるフィトケミカルと呼ばれる植物栄養素を含んでいます。
カリウム成分の利尿作用により解毒や摂りすぎた塩分を排出し血圧上昇の抑制効果も発揮します。また免疫力の強化にも役立ち、活性酸素の攻撃から身体を守ってくれます。
自然食でも陰陽のバランスがとれた理想的な食材、中庸とよばれるものに分類され、食べることにより偏った体調を
中和する働きがあるとされるとされています。
体力の弱る寒い時期には是非食べたい野菜ですね。
葉の部分は柔らかく美味しいですが、根の部分にビタミンやミネラルが多く含まれることから根に近い芯の所にも
栄養効果が期待できるので、できるだけ全体を食べるようにすると良いようです。
祖父の代から始めた食養を幼少期に体験し、食と健康について少しずつ学んできました。
子供の頃は玄米中心で育ちましたが、実は甘い物や果物が大好き!
現在は色々な捉え方や考え方を幅広く取り入れ、自分なりにアレンジし、あまり堅苦しくならず誰もが実生活で簡単に取り入れられる、ゆるいマクロビを中心に少しずつ実践しています。
お砂糖や動物性の脂などはできるだけ使用せず、
しかし食べることの楽しみは忘れず、簡単に、優しく、美味しく、
体に良いバランスのとれた料理を目指しています。