ファイトケミカルは食材の色によっても分類することができます。
赤・黄・緑・オレンジ・紫・白・黒などの7色に分けられ、例えば、赤のトマト・イチゴ・梅干し。黄色のバナナ、レモン、パイナップル。緑の緑茶・ほうれん草・ブロッコリー。オレンジのみかん・かぼちゃ・ニンジン。紫のぶどう・ブルーベリー・茄子。白の玉ネギ・白菜・キャベツ。黒のゴボウ・黒豆・ヒジキ。と言った具合です。
黒い食材が身体に良いということはよく聞きますが食の陰陽では"黒五"という言葉があります。
黒五穀のことで黒米、黒大豆(黒豆)、黒ゴマ、黒松の実、黒加倫(カシス)の5つの黒を含んだ食材のことを言い、中でも黒豆はアントシアニンやイソフラボンといったファイトケミカルを含み栄養価も高く比較的食べやすい食材。皮の部分に多く
含まれるアントシアニンはポリフェノールの一種でブルーベリーなど眼精疲労を改善することはよく知られていますが
他にも活性酸素を除去し、血液をサラサラに保つ効果があります。
また黒豆にはチロシナーゼというシミを作る酵素を抑える働きがあり、肌荒れも予防することから美肌効果も期待できます。
骨粗鬆症予防効果のイソフラボンも含まれているのでアンチエイジングにも効きそうですね。
祖父の代から始めた食養を幼少期に体験し、食と健康について少しずつ学んできました。
子供の頃は玄米中心で育ちましたが、実は甘い物や果物が大好き!
現在は色々な捉え方や考え方を幅広く取り入れ、自分なりにアレンジし、あまり堅苦しくならず誰もが実生活で簡単に取り入れられる、ゆるいマクロビを中心に少しずつ実践しています。
お砂糖や動物性の脂などはできるだけ使用せず、
しかし食べることの楽しみは忘れず、簡単に、優しく、美味しく、
体に良いバランスのとれた料理を目指しています。