東京は六本木のビルが立ち並ぶ一画に小さい畑があるそうで、近くの高層マンションに住む子供達向けに、野菜の種まきから収穫までを土に触れながら学んでいくという体験型の畑になっているようです。食べ物の大切さを知る上でとても良いことかもしれませんね。
新玉ネギが出回ってきました。
露地物も収穫が盛んで近くで採れるものも沢山店頭に並び始めています。
玉ネギはファイトケミカルスープの1材料にもなっているほど健康効果は高く、抗酸化作用をはじめ動脈硬化や高脂血症予防、高血圧予防、血管強化、新陳代謝促進、疲労回復、ストレス解消効果、殺菌解毒作用、白内障予防など数えきれないくらい様々な作用があります。
玉ねぎに含まれる主なファイトケミカルは硫化アリルとケルセチンで、切った時のあの刺激臭や辛さが硫化アリルという成分です。
"タマネギを枕元に置くとよく眠れる"と昔から言われているのはこの硫化アリルに催眠効果があるからで、ストレスを緩和し気持ちを穏やかにするなどの働きもあります。
生で食べることによって血液サラサラや疲労回復効果などを期待できますが、加熱しても別の成分に変わり抗酸化作用などの健康効果を発揮します。
ケルセチンはポリフェノールの一種で皮の部分に多く含まれ血管強化などに効果があります。
新玉ねぎは柔らかく辛みも少ないので生食に適していますが水にさらすと硫化アリルやカリウムなど大事な成分が水に溶けだしやすいので、手短にさっとする程度がおすすめです。
焼いたり蒸したり煮たりも新玉ねぎの甘味を楽しめますね。
祖父の代から始めた食養を幼少期に体験し、食と健康について少しずつ学んできました。
子供の頃は玄米中心で育ちましたが、実は甘い物や果物が大好き!
現在は色々な捉え方や考え方を幅広く取り入れ、自分なりにアレンジし、あまり堅苦しくならず誰もが実生活で簡単に取り入れられる、ゆるいマクロビを中心に少しずつ実践しています。
お砂糖や動物性の脂などはできるだけ使用せず、
しかし食べることの楽しみは忘れず、簡単に、優しく、美味しく、
体に良いバランスのとれた料理を目指しています。