今週末からいよいよ春のゴールデンウィークが始まります。
前半後半を合わせると10連休となり長期休暇が取れる職場もあるのではないでしょうか。海外旅行も良いですが内需拡大に繋がる国内での楽しみ方で日本の景気回復に一役買うというのも一案かもしれませんね。
ゴボウの旬は晩秋から冬にかけて味も濃く旨味が増すとも言われていますが、4月〜5月に出回る春ゴボウは香りが高く肉質が軟らかいのが特徴で香りの良さは抜群です。
皮の部分に香りや旨味が凝縮されファイトケミカルでもあるサポニンやタンニンといったポリフェノールも多く含まれています。そのため大事なことは皮を剥かずに食べるということで、調理の際はタワシなどを使いさっと泥だけを落とす程度が理想的。
また水にさらすと大事なポリフェノールが逃げてしまうのでアク抜きせずに使うことも大事です。
ポリフェノールの1種サポニンは悪玉コレステロールを分解する働きがあり腸内の脂分を分解し肥満予防効果もあります。高い抗酸化作用を持ち高麗人参などと同じ若返り効果も期待できます。
また水溶性食物繊維イヌリンにより体内の余分な水分を排出したり便秘を解消したりといった体調を整える効果もあるので春のデトックスにも役立ちそうです。
自然食では陽性の野菜として身体を内側から温め元気する滋養強壮作用があるとされマクロビ玄米食などの副菜としても使われることが多い野菜です。
春ゴボウならではの香りを楽しみつつ健康にも役立てたいですね。
祖父の代から始めた食養を幼少期に体験し、食と健康について少しずつ学んできました。
子供の頃は玄米中心で育ちましたが、実は甘い物や果物が大好き!
現在は色々な捉え方や考え方を幅広く取り入れ、自分なりにアレンジし、あまり堅苦しくならず誰もが実生活で簡単に取り入れられる、ゆるいマクロビを中心に少しずつ実践しています。
お砂糖や動物性の脂などはできるだけ使用せず、
しかし食べることの楽しみは忘れず、簡単に、優しく、美味しく、
体に良いバランスのとれた料理を目指しています。