先日の豪雨では浸水した所もあり大変でしたが、酷暑から少し気温が下がり朝晩は過ごしやすくなりました。暑くなったり涼しくなったりを繰り返しながら少しずつ秋に近づいていきますね。
モロヘイヤは日本では1980年代頃から栽培されるようになり、健康志向が高まる中、栄養価が高いことから注目されるようになりました。元はエジプトが原産で、名前の由来はアラビア語で"王様の食べる野菜"という意味。古代エジプトの王が不二の病にかかった時にモロヘイヤのスープを飲んで治したという伝説があるそうです。
ファイトケミカルはβカロテンを多く含み、野菜の中でもトップクラスの含有量を誇ります。ニンジンやパセリの約1,5倍、ほうれん草やカボチャの2倍以上とシソに次いで第2位です。
βカロテンは強い抗酸化力で活性酸素の生成を抑え、老化防止やがん予防に効果的です。
また体内に入ると必要量だけビタミンAに変換され、目の光や色を感じる物質を作る役割がある他、胃腸や気管支などの粘膜を正常に保ち、健康な皮膚を作る働きもあります。
カルシウム、ビタミンC・ビタミンEも豊富に含み、体力増強や体力回復などに効果のあるムチンも含まれることから、まさに万病予防効果抜群の野菜と言えるのかもしれません。
ネバネバとした独特の食感は好き嫌いがありますが、味にはクセがないので和風のお浸しや炒め物、スープにしても美味しく食べられます。
祖父の代から始めた食養を幼少期に体験し、食と健康について少しずつ学んできました。
子供の頃は玄米中心で育ちましたが、実は甘い物や果物が大好き!
現在は色々な捉え方や考え方を幅広く取り入れ、自分なりにアレンジし、あまり堅苦しくならず誰もが実生活で簡単に取り入れられる、ゆるいマクロビを中心に少しずつ実践しています。
お砂糖や動物性の脂などはできるだけ使用せず、
しかし食べることの楽しみは忘れず、簡単に、優しく、美味しく、
体に良いバランスのとれた料理を目指しています。